コンフォーカルレーザ顕微鏡

 

 

コンフォーカルレーザー顕微鏡
共焦点顕微鏡プラットフォーム STELLARIS
STELLARIS 5

共焦点レーザースキャン顕微鏡

STELLARIS 5 は、共焦点顕微鏡イメージングの新基準を打ち立てる完全に再創造されたコアシステムです。 それは、ライカの知的財産である音響光学ビームスプリッター(AOBS)と新しい Power HyD S 検出器を組み合わせ、そして、白色レーザー光源(WLL)を搭載した唯一の共焦点システムです。 STELLARIS 5 は、新しい独自の TauSense テクノロジーを統合し、生み出される画像のクオリティと情報量に対する新基準を打ち立てます。 この完璧なイメージングのパフォーマンスは、スマートユーザーインターフェイスの ImageCompass を使用して簡単かつ直感的に実験のセットアップと取得を行うことができ、容易に達成できます。

STELLARIS 8

共焦点レーザースキャン顕微鏡

STELLARIS 8 は、最先端のシステムで、STELLARIS 5 コアシステムの全ての利点に加えて、スペクトルが拡張された白色レーザー光源(WLL)と Power HyD ファミリーの専用検出器オプションにより、追加機能を提供します。 これにより、研究における共焦点アプリケーションの範囲を拡張することができます。 STELLARIS 8 は、高速蛍光寿命イメージング FAst Lifetime CONtrast(FALCON)、二光子励起イメージング Deep In Vivo Explorer (DIVE)、超解像 STED、ライトシート顕微鏡 Digital Light Sheet (DLS)、ラマン顕微鏡 CARS など、全てのライカマイクロシステムズのモダリティーと組み合わせることができます。 STELLARIS 8 の新機能は、これらのモダリティーの可能性を最大化し、研究のための新基準を打ち立てる Power と Potential を提供します。

STELLARIS 8 FALCON

STELLARIS 8 FALCON(FAst Lifetime CONtrast の略)は、機能イメージングの未来です。 蛍光寿命イメージングの能力を活かし、細胞生理機能や、生細胞内の動態を検証することができます。 STELLARIS 8 FALCON は、蛍光寿命イメージング(FLIM)のための完全一体型ソリューションです。ビデオレートでの寿命イメージング取得により、生細胞内のスピーディな動態観察を可能にします。
STELLARIS 8 FALCON はイメージングに新次元のコントラストをもたらし、タンパク質間の相互作用のバイオセンシングとトラッキングへの扉を開きます。 FLIM 情報が STELLARIS 8 システムの全モダリティーで利用可能になりました。
STELLARIS 8 FALCON の特徴

  • FLIM-FRET(フェルスター共鳴エネルギー移動)により高速な分子間相互作用を追跡。
  • 代謝状態や微小環境の変化を検知するためにバイオセンサーを使用。
  • 複数の蛍光色素を分離するために寿命コントラストを使用。
  • 最小限のトレーニングで FLIM データを取得。
STELLARIS 8 DIVE

スペクトル調整可能なマルチカラーマルチフォトンイメージングシステム

STELLARIS 8 DIVE(Deep In Vivo Explorer)は、スペクトル調整可能な検出機能を備えたマルチフォトン顕微鏡です。
STELLARIS 8 DIVE は、スペクトルの自由度を提供します: 調整可能な非スキャン検出ユニットである 4 Tune を搭載した STELLARIS 8 DIVE は、無制限の柔軟性を提供し、新しいマルチカラーの深部生体内実験を開発できます。

STELLARIS 8 DIVE は、最大の侵入深さと最高のコントラストを提供します: 新しい Vario Beam Expander は、1 mm を超える侵入深さと最大解像度を改善するように調整できます。 マルチカラーで深い生体内イメージングのために、より多くのコントラストと深さを実現します。 STELLARIS 8 DIVE は、実験を最大限に活用します。
TCS SP8 DLS

デジタルライトシートモジュール

共焦点のフル機能と、試料に優しいシート照明を 1 台の顕微鏡にまとめました。 新開発の TwinFlect ミラーにより、TCS SP8 共焦点プラットフォームが操作の容易な多用途ライトシート顕微鏡に変わります。

TCS SPE

高分解能パーソナル共焦点顕微鏡

リーズナブルな価格を実現したスペクトラルシステムであり、ライブセルや固定試料の蛍光イメージングに最適です。

超解像度顕微鏡
SP8 SR

サンプルの最も微細な構造や詳細を検出し、科学的な疑問に対する答えの深部にアクセスすることを可能にします。 新しくリリースされた超解像アルゴリズム LIGHTNING と共焦点顕微鏡 SP8 の融合により、新たなドアが開かれました。

SP8 SR には、ワンクリックで画像から情報を抽出するための未曾有の技術があります。

・ 120 nm までのナノスケール領域分解能。

・ 挑戦的な実験条件であってもリアルタイムに結果をアウトプット。

・ 多色観察における分解能とスピードを確保。

・ GPU(NVIDIA)による高速プロセシングで貴重な研究時間を節約。

・ 深さ方向の分解能を 2 倍に向上。

STELLARIS STED & STELLARIS 8 STED

誘導放出制御顕微鏡

STELLARIS は、完全に統合されたシステムで STED(STimulated Emission Depletion)のフルパワーと可能性をもたらします。 STELLARIS STED およびSTELLARIS 8 STED は、ライフサイエンス研究のニーズに特に適しており、回折限界をはるかに超えた構造の詳細への最先端の高速かつ柔軟なアクセスを提供します。

STED を使用すると、解像度が x、y、z で調整可能になり、細部まで研究できるようになります。

 

 

 

 

 

横河電機株式会社
CSU-X1

フルフレーム高速共焦点スキャナユニット

世界最速フルフレーム 2000 fps で観察できます。
高速フィルタホイールにより最速 33 msec(隣接ポジション移動)で切換できます。新開発の励起光学系で光利用効率約 2 倍に。 低出力レーザでも鮮明な画像が得られます。  背景光を 1/3 に低減。 より微弱な蛍光でも撮影できます。 高効率蛍光フィルター・ダイクロイックミラーで蛍光収率が大幅アップしました。

セカンドカメラポート:2 台のカメラで同時多色撮影できます。

ブライトフィールド光路:1 台のカメラで非共焦点画像がダイレクトに高感度撮影できます。
フィルタ交換機能:ダイクロイックミラー・蛍光フィルタも簡単に交換できます。

CSU-W1

フルフレーム高速共焦点スキャナユニット

新設計大口径ディスクを搭載して広視野化するともに、 クロストークの少ないクリアな画像を実現します。 従来のピンホール径 50 µm に加え、ピンホール径 25 µm のディスクユニットを電動で切換できます。 用途に応じたモデル・オプションを選択することで、より多くのアプリケーションに対応できます。(1 カメラモデル、2 カメラモデル、スプリットビューモデル)

超解像
CSU-W1 SoRa

共焦点スキャナユニット CSU-W1 SoRa

・ 光学限界を超えた XY 分解能。

スピニングディスク共焦点をベースにした超解像技術で光学的に約 1.4 倍分解能が向上しました。 さらにデコンボリューションを行うことで最終的に光学限界の約 2 倍の分解能を実現します。

・ 超解像ライブセルイメージングに最適。

CSU の特長である高速リアルタイムイメージングを超解像でも行うことが可能です。 さらに、退色・光毒性を抑えたライブセルイメージングが可能です。

・ CSU の使いやすさはそのままに。

超解像画像をライブで見ることができます。 また、普段のサンプルをそのままで超解像イメージングを始めることができます。 共焦点技術をベースとした光学セクショニングにより深部観察が可能です。

・ CSU-W1 からアップグレード可能。